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高反発マットレスの体の痛みを軽減する対策

高反発マットレスを使い始めたと同時に体が痛みが強くなった!
体が痛くて朝起きれなくなった。。。

なんて話をとよく聞きます。
マットレスを変更することで今までの寝具との違いから体が痛くなるというのはわかるのですが、どうして高反発マットレスばかりに体の痛みにまつわる話しが付きまとうのでしょう?

それは、高反発マットレスがマットレスの中でも硬さのあるマットレスだからです。
高反発マットレスの使い始めに起こる体の痛みや、体が痛くならないための対策についてまとめてみました。

高反発マットレスでなんで体が痛くなるのか


高反発マットレスの購入を決める方の大半は腰や背中に痛みを持っている方です。もちろん健康でマットレスの買い替えを気に噂の高反発マットレスを。という方もいますが、高反発マットレスで体が痛くなる原因はあなたの寝姿勢に問題があるからだと言えます。

ちゃんと健康的な寝姿勢をとっている!と思われる方もいると思いますが、あなたが今までに使用してきたマットレスはどんなマットレスだったでしょうか?

この質問を頭の片隅に入れて、寝姿勢について考えて欲しいことがあります。

高反発マットレスは体が馴染むまでに時間がかかる


あなたの選んだ高反発マットレスというマットレスは、反発力の高さを利用して体圧を分散させるタイプのマットレスです。そのため、今まで使い慣れた寝具とは寝ているときに負担がかかる部分が異なり、体が痛くなってしまうのです。

具体的な例を挙げて紹介すると

ケース@
−以前使っていた寝具がへたっていた場合−
以前使っていた寝具が腰の部分や肩甲骨の部分が少しでもへこんでいた場合、背骨がそのへこみにフィットするように変形してしまっている可能性があります。その結果、背骨のS字カーブのカーブの度合いが大きくなり、腰や肩甲骨で体の全体重を支えているため痛みがでた可能性があります。
腰と肩甲骨で体を支えると、支えている2点と浮いているカーブの部分が痛くなることがあります。

ケースA
−以前使っていたマットレスが低反発マットレスだった場合−
低反発マットレスは、加重がかかる部位を沈み込ませることで体全体の加重(体圧)を全身に分散させる効果を持つマットレスです。そのため、柔らかいマットレスに体が慣れてしまって反発力のある硬いマットレスに体が馴染まないことで腰や背中が痛くなることがあります。

こういったケースを改善する最善の方法は体が高反発マットレスに馴染むまで我慢することが必要となります。しかし、あまりに痛みが強い場合には我慢をしすぎると腰痛の悪化や体の不調を招きかねません。

耐えれる程度の不調でしたら、最低でも2週間は様子を見て体が馴染むまで待ってみてください。

高反発マットレスを使用したからだの痛みが引かないときの対策


高反発マットレスを使い始めた時は、体が硬いマットレスに馴染んでいないことから節々の痛みが発生することは良くあります。しかし、この体の痛みは大体2週間前後経過すればなくなることがほとんどです。

高反発マットレスは睡眠時に正しい姿勢で寝ることで体の矯正にも繋がるものですが、姿勢矯正は個人差が大きく、早い人でも1ヵ月かかるといわれています。特に幼少期から姿勢が悪い人、緊張しやすく体の力を抜くことが出来ない人、スポーツが苦手な人は姿勢矯正までに時間がかかります。

そんな体の痛みを軽減させる対策は、少しだけ高反発マットレスの性能を発揮できない状況を作ってあげることです。

高反発マットレスの上に柔らかいベッドパッドを置いてあげる


高反発マットレスを使用して体が痛くなるのは、あなたの睡眠中の姿勢が高反発マットレスで寝るときの姿勢にフィットしていないことが原因です。

そのため、反発力があり、硬いマットレスをフィットさせるために柔らかいベッドパッドなどを利用して体がフィットする状態を作ることで体の痛みを軽減することが期待できます。しかし、ここで覚えておいて欲しいのは、柔らかいベッドパッドを使用することで高反発マットレスの性能が落ちてしまうということ。

高反発マットレスは反発力と硬さを利用して体の体圧を分散させる効果を持っているマットレスです。そのため、柔らかいベッドパッドを上に敷くことで高反発マットレスの性能が正しく使用しているときよりも落ちてしまうという弊害が生まれてしまいます。

高反発マットレスで体が痛くなって辛いという気持ちもわかりますが、できるなら体が馴染むまで様子を見ることをおすすめします。

体が痛みがなくならなかったら買い替えを検討すべき?


体が痛いことが辛いことはとても良くわかります。しかし、買い換えたばかりの高反発マットレスをそう簡単に買い替えるのは良くありません。寝具に体が馴染むまで、体に寝具が馴染むまで同じマットレスを使い続けることが大切です。
体の矯正や寝具の矯正が終了して、馴染むようになることで高反発マットレスの本当の効果が発揮されるからです。


「枕が替わると眠れない」という話を聞いたことがあると思います。
その理由は、普段寝ている姿勢を保つ為の形に枕が合っていないことが原因です。高反発マットレスにすることで体が痛むのは枕で寝心地が悪くなる現象と同じことです。

私たちの体は普段長時間保つ姿勢の形に骨の形状が変わっていきます。マットレスもこれと同じで買い換えた頃は、以前の寝具にあわせた姿勢で寝ることで今まで負担のかからなかった部分に負担がかかり腰や肩が痛くなるのです。

整体で骨の矯正をした後体が痛くなるのと同様で、姿勢の矯正が終われば高反発マットレスで理想的な睡眠姿勢で眠りにつくことができるはずです。

買い替えは最低でも1ヶ月は使用してから考えるようにしてください。

高反発マットレスで体が痛くなるのは最初だけ!


それでも馴染まない時や、体が痛くなる場合は枕が合っていない可能性 があります。

理想的な枕は顔面の仰角を5度に保つものだといわれています。頚椎の角度が約15度になるもの、真っすぐ寝ることが出来ているのか一度枕を見直してみましょう。

枕が合わない場合は枕の買い替えや柔らかいタオルで調整する方法を検討しましょう。
高反発マットレスの購入は高い買い物なので無駄にするのはもったいないですよね。時間をかけて体の痛みという問題を解決していきましょう。

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