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マットレスの通気性はそんなに大事なの?

マットレスを購入するとき、あなたはどんなところを中心に購入を決めますか?
寝心地ですか?
価格ですか?
おそらく多くの方が寝心地を中心に考えて、なるべく価格を抑えたものを選ぶと思います。しかし、マットレスを購入する際には通気性についても検討するポイントとして付け加えてもらいたいんです。

そんなマットレスの通気性についてまとめてみました。

マットレスの通気性はなんで必要なの?

マットレスに何で通気性が大事なのか考えたことがありますか?じつはマットレスを長く愛用する為にも通気性は欠かせないポイントなんです。

通気性を高めることでマットレスの中に含まれる空気の入れ替えがスムーズになります。人は寝ている間にコップ1杯分ほどの汗をかくといわれています。と言うことは年間でコップ365杯分の汗をかくということです。コップ1杯が200mlだと考えると汗の量は73リットルにもなってしまうんです。寝ている間のこととはいえ、考えてみると恐ろしい量の汗をかいているんですね。

そんな大量の汗の行き着く先はどこになるのでしょう?考えるまでもなく敷布団やマットレスに行き着くと思います。そんなマットレスが通気性がよくなく、染み込んだ湿気の行き場が無くなってしまったとき、マットレスの中は常に湿気が70%以上となってしまっていてもおかしくありませんね。

通気性が低いことで湿気が溜まってしまうと、マットレスの劣化を早めるばかりでなくおぞましい事態も併発してしまいます。

マットレスの通気性が低いことで起きる問題

通気性の低いマットレスを使用しており、常に湿気の溜まった状態を放置しているとマットレスの中はカビの温床になってしまいます。カビはアレルギーの原因にもなりますし、カビが生えているマットレスで寝ているとしたら睡眠時の呼吸で体内に多くのカビが体内に入っていてもおかしくはありません。

また、湿気が溜まったマットレスはダニにとってもとても居心地の良い場所になっています。ダニはマットレスや敷布団に30万匹以上いると言われています。ダニは咬むだけが問題視されがちですが、ダニのフンや死骸もハウスダストとなって私たちの体を襲ってきます。

通気性が悪いだけでカビやダニの居心地が良い環境を作り上げてしまうのです。

どうやって通気性の良いマットレスを選んだら良いの?

マットレスの通気性を確認するには、まずは通気性の高い素材で作られているかをチェックしてください。特に低反発マットレスや薄型のマットレスはウレタンのみで作られていることが多いので、通気性の良いウレタンを使用しているかが通気性があるかどうかの鍵です。

また、厚いマットレスならエアレット(通気口)の数やウレタンの通気性をチェックすることが大切です。厚いマットレスはコイルが入っていることが多いので、コイル部分にエアレットがあることでかなりの通気性アップが見込めます。

素材の通気性と通気性アップの工夫がしてあるかどうかをチェックすることがマットレスの通気性を確かめる方法です。

衛生管理がしっかりできる通気性のマットレスで快適な睡眠をとりたいですね。